家の性能で最も大事なこと② 耐震等級3相当のワナ|大塚建設
そもそも耐震等級3って何ですか?
「耐震等級3」は住宅性能表示制度により表記しているもので、住宅性能表示制度とは日本で初めてできた建物の性能を公的に評価する法制度です。
国に登録されている第三者機関が、共通基準である「評価方法基準」をもとに住宅を評価する仕組みです。
簡単に言うと耐震等級3は、建築基準法の1.5倍の耐震性があるということになります。
じゃあ相当ってどういう意味?
端的に言えば「耐震等級3」ではありませんということです。
評価機関からお墨付きをもらわないと「耐震等級3」を名乗ることはできませんし、地震保険の保険料割引も受けられません。
じゃあなぜそんな表現を使うの。 意味なくない?
おっしゃる通り意味ありません。
「耐震等級3ではないけれど一応耐震には気を使ってます」というハウスメーカー、工務店の言い訳くらいに思ってください。
ただ相当にも2種類あります。
①ちゃんと計算して耐震等級3を確かめてはいるが認定は受けない
②壁量(壁の強さ)だけは耐震等級3だが、計算はしていない。
耐震等級は壁量だけでは確認できませんので②は【相当】にも値しませんね。
※計算方法は一般的に品確法による簡易的なものと許容応力度計算の2種類があります。弊社は後者を採用しています。
じゃああなたはどうするべきか
ズバリ耐震等級3を取得しましょう。家族の命と生活を守るためです。
等級3を取得することを考えて間取り設計をしていれば費用は意外と多く掛かりません。
ただ取得するのに費用が掛かります。 当然コストも大切ですので、しっかり工務店に相談しましょう。
そうすれば結果的に【耐震等級3】になると思います。
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