国民のガマンの上の省エネ先進国ニッポン
2021-07-04
省エネ大国ニッポン?
みなさん、このグラフを見てどう思われますか?
先進国といわれる国々の家庭一世帯当たりのエネルギー消費量のグラフなのですが… 「日本って省エネ結構頑張ってんじゃん!」「カーボンニュートラルって簡単じゃないの?」 そんな感じですよね。
ガマンの上に成り立った省エネ
もちろんこれを額面通り受け取る訳にはいきません。条件が違います。日本以外はいわゆる全館空調が当たり前の国です。 断熱性能の低い住宅でガマンの部分間欠空調(個々の部屋の空調を付けたり消したり)の国、日本の空調エネルギーが低いのは当たり前です。でも全館空調ってぜいたくじゃないの
本当に全館空調は必要なのか?
断熱性能の低いお家の場合、比較的暖かい地域でも冬の朝に起きてくる時間帯に室内温度が10度以下って住宅はざらにありますが当然これを良しとは言えません。また最近、WHO(世界保健機関)は室内温度は18度以上(寝ている間も!)でないと健康に影響を与えるという発表をしました。正直これもまた全館空調を前提とした場合、省エネを考慮するとかなりハードルが高いです(可能ではあるがコストバランスを考えると難しい)
じゃああなたはどうするべきか
当然、大きく健康を損なう室温で暮らすわけにはいきませんが、全館空調ありきで考えるのも如何なものかなとも思います(全館空調を否定しているわけではありません) 冬でも短パン・Tシャツの暮らしは憧れではありますが、健康・省エネ・コストのバランスが必要かと思います。 どういう生活をしたいのかしっかり工務店と話し合いましょう。そうすれば答えが見えて来ると思います。
パッシブ×自然素材=省エネ×健康
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大塚建設株式会社