【住宅ローン減税】は改悪?
令和4年度税制改正大綱が発表されました。発表された内容は概ね、「改悪」と言われていますが本当なのでしょうか?
今回の改正内容のポイント
・ 控除率 1% ➡ 0.7%
・ 控除期間 10年➡ 13年
・ 住宅の種類による住宅ローン残高の上限額が再設定
・ 所得制限が3000万円以下 ➡ 2000万円以下
・ 住民税からの控除上限額引下げ 13.65万円/年➡9.75万円/年
ホントに改悪?
改正内容を見ると控除率と上限額が下げられており、控除期間が3年延長されたものの控除率と上限額での減額分を埋められないので、合計では減額になるため【改悪】に見えます。でも…
身の丈で計算してみよう
改正前は仮に住宅ローンを組まずに建てられる場合でもあえて金利1%以下の住宅ローンを利用して、減税が終わる11年目に全額返却すればお得なんて話をしていました。ただこういうことができる人は限られています。高所得者優遇と言われていた理由です。
実際に減税額を計算してみましょう。
条件
・ ご主人年収は330万円(香川県平均)、奥様がパートで年70万円収入 →年収400万円
・ 年間返済額は安心ラインと言われている年収の25% →月々8万3千円
・ 住宅ローン条件 全期間固定 金利1.5% 借入期間35年 →借入金額2710万円
・ 5歳と3歳のお子様
→減税額 改正前90.7万円
改正後90.7万円… 同額です! ※その他条件で変動します
条件が変われば多少減額になるかもしれません。
でも【こどもみらい支援事業】など新しい補助金もできます。一般的には世の中の景気が悪い時期は浮揚対策として、政府がお家を買いやすくしてくれます。
ご夫婦で家族の未来を考えながら、家づくりを検討されてはいかがでしょうか。
減税額等を具体的にお知りになりたい方はこちらをご利用ください
パッシブ×自然素材=省エネ×健康 心地いいパッシブデザイン住宅のことなら 大塚建設株式会社